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義務教育のドッチボールは強制 or 選択制? [日記]

義務教育でのドッチボールが強制であることについての議論が沸騰している。

きっかけは勝部元気氏のTwitterでのつぶやいたこの言葉だ。



「ドッジボールの教育現場での強制・半強制を禁止にするべきではないか」



「ドッチボールには弱い者いじめを助長させる要素が多分に含まれている」という核心の部分に対しての氏の提言なのだが…



巷では思いのほか大きな反響が起きている。



勝部氏の主張やその根底にある考えはブログを拝見するとよくわかる。

勝部氏の提言は「ドッチボールの是非」を問うているのではなく、教育現場に内在する問題の顕在化であり、具体的改善案である。




僕自身は小学校時代、ドッチボールの時間は楽しかったという思い出だ。

特別身体的に恵まれていたわけではないが、野球をやっていたこともあり、むしろ得意競技だった。

今思えば、自分の優位性を発揮できる場であったからだということも理解できる。



しかし、勝部氏の指摘する「苦痛を感じる人々の上に成り立っている楽しみ」については

小学生であった当時の僕が理解できるかといえば、なかなか難しい。

だからこそ、勝部氏は選択制を通して教員や大人たちがこの辺りまでケアする大切さを伝えたかったのだろう。




ちなみに僕は勝部氏の提案する選択制には賛成だ。

もっと言えば、なぜ選択制なのかを通して子どもたちに考えさせる時間もとって欲しい。

そして、選択を通して得るもの得られないものもハッキリと教えるべきだと思う。



残念なのは、巷で野議論は賛否両論ともに見当外れのものが多いことだ。

僕たちの過ごした義務教育の目的が薄ぼんやりしていた証拠だ。

こんなことでは、義務教育の真っただ中にいる子どもに笑われてしまう。

おそらく勝部氏もさぞかし辟易していることだろうと思う。



教育を通して何を伝えるのか…

大人たちはもっと根本的に考えていかないと。。


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