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真価問われる日ハム矢野 [巨人]

トレード後の矢野謙次の活躍が止まらない。

交流戦中の電撃トレードで巨人から日本ハムへ移籍した矢野が暴れまわっている。

トレード後初出場の試合では1試合3本の2塁打を打ってお立ち台。

昨日は逆転のホームランを打ち、ましてもお立ち台に。

トレードで即結果を残すところは勝負強さは今も健在のようだ。

巨人ファンの僕としては、長年応援してきた矢野が新天地で活躍してくれることは喜ばしい限りだ。

しかし、本当に彼の真価が問われるのはこれからだ。




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◇代打成績3割超えは伊達ではない

交流戦はいわばこれまでのホームグラウンド。

同じセ・リーグの投手であれば、配球などのデータや攻略方法も十分通用する。

ましてや代打成績300打数96安打の打率.320、本塁打9本の矢野。

一発勝負で結果を残してきた彼ならば、この活躍は想定内のことといっても過言ではない。

しかし、今度はあまり対戦経験の多くないパ・リーグの投手相手にどのくらい成績が残せるのか。

ここからが真価の問われるところであることは本人が一番よく分かっているだろう。



◇実力派揃いのパ・リーグの投手に通用するのか?

交流戦での結果が示す通り、今はパリーグの実力のほうが上といっていいだろう。

中でも、先発投手は完投能力をもった実力派が次々と現れている。

そんな中、彼が安定して活躍できるかがポイントの一つになってくる。



◇栗山監督との相性

栗山監督の選手起用を一言でいうのは無理があるが、選手とチームの成長に主眼を置いていることは自他ともに認めるところだ。

若い中田翔を我慢して4番で起用しつづけたことで、中田が成長していることは周知の事実だ。

巨人ではチームも選手も試合で求められるのは結果だ。

成長の糧になる失敗が選手起用に生かされているのは近年では坂本隼人くらい(坂本も例外に近いが…)で、

そんなチームで生きてきた矢野が栗山監督の選手起用にマッチするのか?

今活躍のエネルギー源になっている「感謝の気持ち」

活躍の場を与えられたことに対する素直な気持ちだろう。

しかし、成長を待ってもらうほどもう矢野は若手ではない。

ベテランとしての存在価値を高めていくのであれば、巨人で代打職人としてやっていけばよかった。

しかし、彼はレギュラーいわゆる主力として勝負する選択をしたのだから、

これからは主力級の活躍をし続けて、不動のレギュラーを勝ち取らなければならない。

栗山監督のうれしい誤算になれるかどうか?



◇本当の勝負所はけが人が復帰してきたとき

けがで戦列をはなれている陽や助っ人のハーミッダが戻ってきたときに、

レギュラーを維持できるかが本当の勝負どころだ。




◇不動のレギュラーを目指して…

勝負強さと明るいキャラクターは皆が認めるところ。

勝負強さに加えてプラスαできるものがあるのか。

代打で磨いた勝負勘や経験は伊達ではない。

レギュラーをかけた大事な勝負の年で、毎打席代打のように集中できるかが勝負の分かれ目になってくる。

幸いにもパ・リーグはDH制がある。

代打経験豊富な矢野には有利な材料だ。(栗山監督も使い方がわかっている)



ここまで、アゲインストな環境は矢野にとって初めてのことかもしれない。

ここまで来たら、不動のレギュラーを是非とも勝ち取って貰いたいものだ。


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