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突然の豪雨 どう対応する? [日記]

ここ数日関東では局地的な豪雨がいたるところで発生している。

僕が住んでいる地域も昨晩かなり強い雨が降っていた。

梅雨時期で傘を持っているとはいえ、短時間に集中して雨がふる豪雨の前では頭を防ぐので精一杯。

足元をはじめ全身びしょびしょなんてことも珍しくない。



そんな局地的な豪雨に対して強い味方が現れそうだ。

防災科学研究所が局地的な豪雨を10分前に教えてくれるシステムを開発したという。

仕組みは高性能レーダーで上空の雨をいちはやく察知して知らせるという至ってシンプルなもの。

雨量が1時間当たり30ミリ以上になりそうな場合に通知するのだとか。

ちなみに1時間に30ミリ以上はいわゆる「バケツをひっくり返したよう」な状態のことで、傘などは役に立たない。

ひとまずは雨宿りが正解ということだ。



◇雨やどりの決断は意外と難しい。

僕も経験があるが、なかなか雨やどりを決断するタイミングは難しい。

はじめからバケツをひっくり返したような雨が降っていれば悩むことはないが、

たいてい「雨やどりしておけばよかった…」と後悔するのは、まだ小ぶりの時だ。

しかし、「これから豪雨になります」とわかっていれば、雨やどりの決断もしやすいというもの。



◇問題は対象範囲

豪雨になるとわかっていれば雨やどりをすればすむが、果たしてこのシステムの正確性はどの程度のものなのか?

特にエリアをどの範囲に絞っているのかが気になるところだ。

よく局地的な豪雨を遠くからみていると、はっきりと境界線が見える時もある。

本当に局地的なのだ。

この局地に自分がいるのかどうか。。

そこが正確性を大きく左右すると思われる。



◇終了の合図は?

欲を言えば、「間もなく雨が弱まります」といった終了の合図もほしいところだ。

「よーいスタート!」の掛け声だけで、いつ終わるかわからないとなると、

雨やどりを切り上げるタイミングでまた悩んでしまう。

「もう大丈夫だろう」なんて思って歩き出したら、また強くなってきたなんてことも。

何事も終わりが大事だが、そこはやはり人間の判断の範疇なのだろうか…。



◇道路の冠水で閉じ込められるリスクは減る!

昨年埼玉県朝霞市でおきた局地的な豪雨による道路の冠水はあっという間のことだったという。

道路の冠水の影響を受ける可能性が高い状況にいる人には、いち早い通知が必要だろう。

身の危険を察知するにはとても役に立つシステムになると思われる。

システムは個人宛てにメールで10分前に知らされるというが、

ゆくゆくは冠水の危険がある道路には電光掲示板やスピーカー放送などされれば、

その効果はさらに上がるものと思われる。



まだまだ改善の余地はありそうだが、社会実験を経て本当に社会に役に立つことを祈る。




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