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サムの息子法 いわゆる酒鬼薔薇法ってこと? [日記]

サムの息子法って何?

この法律名を聞いたとき正直そう思った。

酒鬼薔薇事件の加害者が「絶歌」という手記を出すことに対する物議の中で出てきたアメリカの法律らしいのだが、

法律名を聞いてもサッパリなんのことだか…、まるで「ラッスンゴレライ」級のわからなさだ。

8.6秒バズーカは丁寧に「わけわからん」とつっこんでくれるが、この法律名をつっこんでくれる奇特な方が見当たらないので、

今日は法律名の付け方について考えたいと思う。



◇言葉の違いによる影響が法律名にも表れている

日本では法律の名前を決める時、「簡潔にして要を得て、中身をよく表すこと」を基本としているそうだ。

そのため、日本で暮らしている僕らには法律名を見れば、ある程度なんの法律なのかが予測できることに慣れている。

しかし、アメリカのニューヨーク州の州法である「サムの息子法」には、日本のような「簡潔にして要を得て、中身をよく表すこと」という考えはまるでなさそうである。

もともと表音文字の英語では文字の意味よりも言葉や表現から連想されるイメージのほうがわかりやすいのかもしれない。



◇「簡潔にして要を得て、中身をよく表すこと」を追及した結果

「簡潔にして要を得て、中身をよく表すこと」で法律名を見ればなんとなく法律の内容がわかる便利さもあるが、

その基本を守った結果、法律名が長くなってしまうこともある。

現在日本で一番長い法律名は

「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定及び日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う道路運送法等の特例に関する法律」

らしい。

法律名だけで120文字あり、もはや「簡潔に」という域を超えてしまっているように思える。

「要を得て、中身をよく表す」にも限度がるというものだ。

真面目な国民性を通り過ぎて、つっこみを入れたくなる。



◇「サムの息子法」訳すなら「酒鬼薔薇法」?

よく昔外国映画のタイトルを日本語に訳すとき、タイトルではどんな映画かよくわからないためか、

「邦題」としてわかりやすい題名をつけることがあった。

また、逆に事件の名称などは正式名称とは別に別名や通称など事件のイメージを連想させる名称で呼ばれることはある。

今回話題のきっかけでもある「酒鬼薔薇事件」もそうだ。

事件の正式名称は「神戸連続児童殺傷事件」である。

もしかしたら、「サムの息子法」が日本で法律として制定される場合、

通称として「酒鬼薔薇法」と呼ばれるようになるかもしれない。



ちなみに、僕は法律家でもアメリカの法律に詳しいわけでもないので、

ここでの意見は、あくまでも個人的感想の域をでませんのであしからず。




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