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なでしこジャパン ベスト8 試合展開のうまさが強さの秘訣? [日記]

なでしこジャパンが2-1でオランダを下し、ワールドカップベスト8を決めた。

前回のワールドカップを優勝、オリンピックで準優勝しているとはいえ、

世代交代が成功したとはいえず、不安を抱えての大会であったにもかかわらず、

こうもスムーズに勝ち進める彼女らの強さとは何なのか?






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◇初戦を1-0で勝ち切る強さ

ワールドカップ予選リーグは結果的に3勝負けなしで突破したが、やはりすべては初戦のスイス戦に表れていた。

大事な初戦を1-0の最小得点で勝ち点3を手に入れている。

どんなチームでも初戦の戦い方は難しいと言われる。

初戦は内容よりも「勝ち切る」ことが大事となでしこジャパン監督の佐々木氏もインタビューで語っていた。

しかし、一見この「勝ち切る」という簡単なことが難しいのがサッカーだ。

記憶に新しい男子サッカーのサムライジャパンは格下のシンガポール相手に0-0のスコアレスドローを演じている。

しかも攻めに攻めまくって。



◇試合展開のうまいなでしこJAPAN

今回のワールドカップでなでしこの試合を見ていて気付いたことがある。

試合の早い段階で先制点をとっていることだ。

また、失点している試合でもリードを広げた後の失点であるということ。

点のほしい時間帯に攻め切り得点を奪っていることや試合終了時に1点リードしていれば勝ちであるというシンプルなことを確実に実行している証拠だ。

カメルーンやスイスのようにダントツの身体能力や体の強さがあるわけではないのに勝ち進んでいくのは、

こうした試合巧者としてのチーム力が結果に表れているのだと思われる。



◇決定力不足が原因ではないサムライJAPAN

何かと注文の多い男子サッカー日本代表は、勝っても内容が悪いとか、引き分けでも酷評されることが多い。

なでしこのように、もっとシンプルに試合を考えることを参考にしてみたらどうか。

10-0も1-0も勝ちに変わりはない。

確実に勝ち切る強さを身に着けることが先のように思う。

いくらワールドカップに連続出場しようとも、ワールドカップ本戦で通用しないことを経験したばかり。

日本の選手の実力が足りないわけではない。

決定力がないのはわかっている。

しかし、決定的に不足しているのはストライカーの決定力ではなくチームとして点を取りきる成熟度だ。

つまりチームとして試合をコントロールする力だ。

極端な話、ワールドカップに出場を果たしたころからこの成熟度は進歩していない感がある。



◇求められる決定力とは

決定力を考える時、代表クラスのメンバーは十分その技術は備わっている。

では何が足りないのか?

決定機に点を決めるストライカーが必要なのではなく、確実に押し切る決定機をチームとして作り出せる時間帯を持てるチーム力なのではないか?

なでしこの試合を見ていると、素人ながらそう思えてならない。



ワールドカップの戦いはまだまだつづく。

これから1戦1戦厳しい戦いになると思うが、なでしこには再び優勝してほしいと思う。

またサムライジャパンも予選突破に向け、ぜひ参考にしてもらいたいものだ。



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