イマドキな喫茶店？

昔ながらの喫茶店、純喫茶をめっきり見なくなった。

休日に落ち着いてコーヒーを飲みまがらゆっくり落ち着ける場所…。

僕が喫茶店に行く理由はそこにある。

ここ数日、今一つ調子に乗ることができないでいたので、

今日は家の近所にいい喫茶店がないか探しにいくことにした。



いつも通っている道の曲がり角を逆方向に曲がったところに喫茶店を見つけた。

店の外には昔ながらの喫茶&軽食の看板。

店内は外からわからないのも昔ながらな感じ。

店のドアを開けるとお客さんが一人いた。

思いの外店内は広くはない。20人も入れば満席だ。

さて、どんな居心地なのかと思いながら店内を見まわしていたら、

不思議な貼り紙が目に止まった。

『店内での持ち込み読みをご遠慮下さい』

回転率重視のセルフコーヒー店もビックリな発言だ。

「長居は無用ということか…」

心地よく落ち着ける場所と時間を求めてやってきた僕にとっては、とても残念な一言だった。

どうやら常連さん(主に近所の知り合いの御婦人)御用達の店のようだ。

どうりで店のドアを開けた時、店主(ママと呼ばれていた)も他のお客さんもビックリした様な顔してたわけだ。

どちらかというとスナックの様な雰囲気だった。

僕は早々に退散することになった。

今一度、お店の看板を確かめてみる。

確かに喫茶店と書いてある。

変わった喫茶店だ。

いや、僕のほうが変わったお客だったのか…。

以外と最先端な鋭さをもった喫茶店もあるもんだ。