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大河ドラマ『花燃ゆ』 キャストの共演NGで史実曲げる~木村佳乃をめぐる伊勢谷友介と東山紀之の微妙な関係~ [日記]

視聴率が悪ければ悪いで何かと話題のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』。

NHK会長が恥知らずなコメントをしたかと思えば、今度は史実とあまりにも違うことが問題に。

しかもその理由と噂されているのが、出演者の痴話だというのだからあきれる。

なんでも、吉田松陰(伊勢谷友介)と桂小五郎(東山紀之)とが絡むシーンが今まで一度もないのは、史実と違うと。

二人が絡むシーンが無いのは、二人とも女優の木村佳乃と関係があったからだとか…





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噂の出所はさておき、天下のNHKが出演者に振り回されているなんて噂が出ること自体、

紅白同様、大河ドラマが安く見られている証拠だ。

ワイドショーのネタにされるほど落ちぶれた大河ドラマの陰に、視聴率ばかり気にするテレビの問題が見え隠れする。



そもそもNHKは大河ドラマを通して何を視聴者に発信しようとしているのか?

視聴者は大河ドラマに何を期待しているのか?

NHKは「大河ドラマは史実を基にしたフィクションです」という。

フィクションにすることは面白みを出す為だけにあるのだろうか?

史実を無視するのならわざわざ史実を基にする必要があるのか?



そもそもあの戦後教育で培われた歴史認識の何に訴えかけようというのか?

義務教育の6年と高校の3年の9年を通して歴史を学んでいるにもかかわらず、自分の国の歴史を理解し説明できる人などほとんどいないのだ。

それほど今、日本人の歴史認識はひどいものになっている。

そんな視聴者の歴史認識を馬鹿にしているかのように大河ドラマは作られているのだ。

製作者や出演者は一生懸命に仕事をしているのだが、この歴史認識の稚拙さが、

ドラマを制作する細部に詰めの甘さを露呈させているのに誰も気づいていない。



歴史認識の問題は戦後の占領政策の一環でアメリカより強制された戦後教育に問題があることは周知の事実だ。

なのに、いまだに自国の歴史を正しく認識するための努力もなければ、自覚すらない。

大河ドラマの視聴率の悪さはそうした歴史認識の稚拙さが招いた問題でもあるのだ。

むしろ根本の問題はそこにあるように思えてならない。

歴史教育を見直さなければ大河ドラマの復活もない。

NHKの取るべき対策は、会長の小言でも、女性層の獲得でもない。

日本人の正しい歴史認識を目覚めさせる番組を一つでも多く作ることなのだ。

そこに志があれば、視聴者は必ずついてくる。



幕末をテーマにしたドラマが人気があるのは、逆境でも自国の為に志を持ち、互いの信念をぶつけ合った姿に心を動かされるからではないか。

今のテレビをはじめとしたマスコミの世界も同じではないのか。

ITという黒船はエンターテイメントの選択肢を大きく増やし、新たな可能性を提起してきた。

そんな黒船にテレビというマスコミはいかに立ち向かうのか。

ドラマでは志をもつことの大切さを強く発信している。

今こそ自国の歴史を正しく認識し、志をもって世に質の高いメッセージを発信していくべきではないのか?

松下村塾が始め誰にも相手にされなかったように、今は視聴率を気にする時ではない。

松下村塾の若者に笑われぬよう、志を高く掲げねば。

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