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花燃ゆ視聴率一桁台の推移にみる大河ドラマの宿命 [日記]

またNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の視聴率が9.9%と一桁台を出してしまいました。

平均視聴率が一桁台になるのはこれで三回目。

第20話で2回目の一桁台9.4%を出してから、10~11%台をうろうろしていたので、

今回の第26話は9.9%はさして騒ぐほどのことではないのですが、やはり数字に敏感な人々はいち早く反応しますね。



ところで、一桁台の視聴率をたたき出すとニュースにもなる大河ドラマですが、

今回の『花燃ゆ』が一桁台を出したのは、第15話と第20話、そして今回の第26話の三回。

はじめは5話周期で一桁台がやってくるのかとぼんやり思っていた僕は、

先週の放送が二桁をキープしていたので「偶然か…」と思っていたのですが、

油断したのか1週遅れで一桁台がやってきてしまいましたね。



第1話から今回の第26話までの視聴率

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◇幕末特有の暗くなが~い状況設定が停滞の原因か?

初めて一桁台を出した第15話。

選挙報道の影響もあったろうが、それは下がり始めた視聴率を止められなかった一因に過ぎない。

第11話で14%を出して以降、第12話13.0%→第13話11.7%→第14話11.2ときての第15話9.8%だったからだ。

第11話で主人公文と久坂玄瑞の恋バナでピークを迎え、以降コレラや攘夷、暗殺計画や松陰の再投獄など、話がどんどん混沌とした幕末特有の内容に進んでいくところだった。

幕末の長州を物語るうえでは外せない内容のため、割愛するわけにはいかない。

しかし、初回以降ずっとホームドラマちっくに進めた結果、

歴史に重点を置く視聴者がすでに大河から離れてしまった。

「さあ歴史好きのみなさんお待たせしました!」といったところで、楽しむべき人が見ていないのだ。

視聴率は落ちるべくして落ちたと言えなくもない。



◇一話完結ドラマになれた視聴者

幕末の混沌はその時代の魅力を知る人ならば見入ることもできるが、

女性目線では淡々と暗い話が進んでいくことに飽きが生じるのかもしれない。

しかも、今のドラマは一話完結型が多く、

いくつもちりばめられた伏線が進むごとに結びつくドラマの醍醐味を楽しむことに慣れていない。

(今の大河ドラマが伏線を楽しめるかどうかは未知数だが…)



◇テコ入れの反動?

グラフを見てみると、視聴率一桁台を出した翌週からしばらくは視聴率が回復する傾向にある。

視聴率の低さの話題が視聴率を助ける結果になっているのかわからないが、その後告知やそのほかのテコ入れを行っているのだろう。

しかし、その効果も持続しないのが現状のようだ。

回復した視聴率は5~6週の周期で下降に転じている。



◇小手先ではなく新境地開拓の志で!

女性や若者が楽しめる内容にすると従来からの大河ファンは離れ、

従来のファン向けにすれば頭打ちになってしまう。

二兎を追う者は…とはまさにこのことだが、NHKはこの課題から逃げることはできない。

女性や若者が楽しめる内容と従来からの大河ファンの両方を満足させる大河ドラマとは何なのか?

この課題を解決することができる新しいドラマ構成を切り開く他ないのだ。

幕末の動乱を切り開く若者とそれを支える家族というテーマを通して、NHK自身も志高く挑んでもらいたい。

幕末の長州も順風満帆で維新を成し遂げたわけではない。

藩の存続すら危ぶまれる中、回天の偉業をなしとげたのだ。

NHKも小手先のテコ入れではなく、骨太の志を視聴者にぶつける維新を見せてほしいと切に願う。




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今年の巨人の梅雨明けはいつ? [巨人]

おはようございます!

梅雨の晴れ間も今日まで?

明日からは曇りがちでしばらく晴れ間ともお別れのようです。




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そんな空模様よりも一足お先に巨人ファンはどんよりとした心模様に突入したまま、梅雨の晴れ間もないといった感じですね。

昨日は菅野が踏ん張れずに逆転負け…。

球が高めに浮いていたので痛打される場面が目立ちましたね。

試合の分かれ目は、3点リードされて迎えた5回。

ヤクルトの館山は復帰戦の勝利投手の権利がかかる場面、由伸が3ランホームランを放ち同点にすると、堂上のツーベースで館山をマウンドから降ろすと、男村田の内野ゴロの間に堂上が三塁に進塁し、相川の犠牲フライで逆転!

ここで勝負あったと思ったんだけどな?

その裏、なんでもないセカンドゴロを立岡宗一郎が悪送球でノーアウトのランナーを出すと、続く山田哲人に2ランホームランで逆転されてしまった…



◇勝負を分けた立岡宗一郎の守備

逆転した直後の守り、しかも先頭打者。

きっちり打ち取り、上位打線へという場面でのエラーだった。

ノーアウトのランナーは失点に物凄く繋がりやすい。

結果として、逆転、試合を決める点を献上することになった。



◇集中力欠くチーム状態

プロの選手であろうとエラーはつきものだ。

しかし、野球の試合ではひとつのミスが試合の流れを変えてしまうことがある。

昨日の立岡宗一郎のプレーがそうだ。

正直、まるで勝ち方を忘れてしまった草野球チームを見ているようだった(僕の所属するチームのように^ ^)



◇ピンチをチャンスに

昨日のエラーは”油断”以外の何物でもない。

しかし、”油断”の一言だけで終わらせてしまったらもったいない。

試合を左右する場面でプレーするようになったのだから、もう一皮むけて欲しい。

どちらかといえば打が魅力の立岡宗一郎。

守備も元々は外野が専門。

しかし、それでもセカンドで出場のチャンスをもらっているのは、そのセンスを感じているからだろう。

井端がいる今、守備を一軍で磨き上げるチャンスをものにして欲しい。

そうすれば、長いこと懸案だった不動のセカンド問題も解決するし、梅雨明けも近いといえるのだが…




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