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猫を噛んだ鼠はどうなる ギリシャ問題の行方 [日記]

こんにちは!

ギリシャは国民投票の結果、結局EUの緊縮財政策に対し「ノー」と答えを出しましたね。





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◇窮鼠猫を噛む

窮鼠猫を噛むとはまさにこのことか…

追い詰めていたはずのEUがギリシャに噛みつかれた格好となり、今度はEUが緊急会議を開く始末に。

EUはギリシャに追加支援をして救済するか、このままギリシャのEU離脱を迎えるか…

正論を掲げすぎてギリシャを追い詰めすぎた結果だ。

ここまできて正論を取り下げるわけにもいかない。

欲をかきすぎた結果、無傷ではいられなくなったわけだ。



◇EUの懸念は他の鼠が一斉に逃げ出すこと

拡大一方だったEUにおいて、たとえギリシャのような小国でも離脱を許すことができない事情がある。

EU内の鼠はギリシャだけではないからだ。

鼠は小さいとは限らない。

同様に財政難の状態に陥っているスペインもまた、EU内では経済的弱者の地位に陥っている。

スペインは近々総選挙を控えており、国内ではギリシャ同様左翼派の政党が勢力を拡大しているという。

ギリシャへの対応はこういったEU内の問題を一気に浮き彫りにしかねない腫物を含んでいるのだ。



◇猫を噛んだ鼠はどうなる?

緊縮財政に反対のギリシャにおいて勝利宣言をしたというチプラス首相。

猫に噛みついたからといって、窮地を逃れられるほど甘くはありません。

実際に追い詰められた鼠が猫に噛みつくと、一時的な膠着状態は生まれるそうですが、

そのあとはお互いにそれぞれの立場を再認識し、猫は鼠を追い、鼠は逃げるしかないという。

鼠であるギリシャに逃げ道があればよいが、今のところ鼠は猫に命乞いをするほかに手段はなく、

猫であるEUは鼠を家畜化するかどうかを悩んでいるに過ぎない。



いずれにしても、ギリシャ問題はギリシャだけにとどまらない展開に突入することは避けられない見通しとなったことだけは間違いない。


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