巨人 阿部慎之助の一塁手再コンバートから見えたもの [巨人]
昨日16日、巨人の阿部慎之助が一軍に登録されると発表された。
阿部慎之助といえば、「99%ない」と言われていた一塁手へのコンバートで始まった今季、
開幕からたった7試合目で捕手になり話題を呼んだばかり。
しかし、ここにきてまた一塁手へ再コンバートした上での一軍復帰なのだという。
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◇すべては阿部の意志によるもの
今回の一塁手再コンバートに関し、阿部慎之助と原監督両者のコメントが疑問を解決してくれた。
阿部慎之助は合流前に原監督と話し合い「自分の意見を言って監督が納得してくれた」という。
一方原監督は「原点に戻るということ。我々が秋季練習の前に話したところ。やっぱり(本人が故障再発の)不安を持っている。捕手という中で」
この両者のコメントから昨年の秋から首痛の不安がぬぐえずにいたことがわかる。
その上での捕手→一塁手のコンバートだったのだ。
さらに、開幕7日目での阿部慎之助の捕手復帰も、チーム事情を見かねた阿部自身による進言であることは周知のとおりである。
「99%ない」と言った原監督の朝令暮改に非難が集中したが、実は原監督は常に阿部自身の意思を優先した結果なのだ。
指揮官として行動に問題がないかという前に、原監督と阿部慎之助にはそれだけ強い信頼感があるということなのだ。
一度捕手復帰を試みたものの、恐れていた首痛の再発。
原監督は今回も阿部慎之助の意思を尊重する決断をする。
阿部慎之助の一塁再々コンバートだ。
阿部をコンバートすることでぶれていたのではなく、原監督の決断は常に阿部を守ることで一貫していたのだ。
◇なぜ阿部は捕手へのコンバートを志願したのか?
阿部が捕手へのコンバートを志願したのは昨年まで務めた捕手・主将の役割を坂本・小林の若い両名が果たし切れていないためだ。
阿部と原監督が批判を覚悟で捕手復帰をしたのは両名への叱咤激励に他ならない。
残念ながら小林にはその真意が伝わらず(だから原監督も小林の不甲斐なさに怒りを隠さなかったのだろう)二軍落ちしてしまった。
坂本は阿部とはキャプテンシーのタイプが違う。
坂本は若さ経験から考えれば、成績や姿勢、いわゆる背中で引っ張っていくタイプだ。
「原点に戻る」とはこの両名の活躍が必要となってくるのだ。
◇主砲として
大活躍で他の追随を許さなかった2013年の活躍を支えたツイスト打法。
今はすっかり影を潜めている。
今季1号HRの映像をみても、ツイストは見られず腰は開き気味だ。
打撃不振の原因は疲労、怪我ともにあるだろう。
しかし、阿部慎之助が主砲として復活するにはやはりツイスト打法は欠かせない。
◇選手生命を左右する首痛
問題なのは、抱えている首痛への影響だ。
ツイスト打法は体の軸に対し、上半身と下半身が逆向きに力を伝えることになる。
軸を支える中心には当然頭・首があり、その負担は当然大きいものと思える。
思えば、阿部の打率が低迷したのは首痛を発症した去年からであり、
ツイスト打法もそれ以来みられなくなったようだ。
阿部が一塁コンバートを決断したのは、ツイスト打法復活には首痛が鬼門であることの表れではないだろうか?
いずれにしても、巨人がこれから世代交代をしながら優勝するには、
阿部の復活、坂本・小林の成長が欠かせない。
まずは阿部のツイスト打法が復活しているのかどうかが見ものである。
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阿部慎之助といえば、「99%ない」と言われていた一塁手へのコンバートで始まった今季、
開幕からたった7試合目で捕手になり話題を呼んだばかり。
しかし、ここにきてまた一塁手へ再コンバートした上での一軍復帰なのだという。
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◇すべては阿部の意志によるもの
今回の一塁手再コンバートに関し、阿部慎之助と原監督両者のコメントが疑問を解決してくれた。
阿部慎之助は合流前に原監督と話し合い「自分の意見を言って監督が納得してくれた」という。
一方原監督は「原点に戻るということ。我々が秋季練習の前に話したところ。やっぱり(本人が故障再発の)不安を持っている。捕手という中で」
この両者のコメントから昨年の秋から首痛の不安がぬぐえずにいたことがわかる。
その上での捕手→一塁手のコンバートだったのだ。
さらに、開幕7日目での阿部慎之助の捕手復帰も、チーム事情を見かねた阿部自身による進言であることは周知のとおりである。
「99%ない」と言った原監督の朝令暮改に非難が集中したが、実は原監督は常に阿部自身の意思を優先した結果なのだ。
指揮官として行動に問題がないかという前に、原監督と阿部慎之助にはそれだけ強い信頼感があるということなのだ。
一度捕手復帰を試みたものの、恐れていた首痛の再発。
原監督は今回も阿部慎之助の意思を尊重する決断をする。
阿部慎之助の一塁再々コンバートだ。
阿部をコンバートすることでぶれていたのではなく、原監督の決断は常に阿部を守ることで一貫していたのだ。
◇なぜ阿部は捕手へのコンバートを志願したのか?
阿部が捕手へのコンバートを志願したのは昨年まで務めた捕手・主将の役割を坂本・小林の若い両名が果たし切れていないためだ。
阿部と原監督が批判を覚悟で捕手復帰をしたのは両名への叱咤激励に他ならない。
残念ながら小林にはその真意が伝わらず(だから原監督も小林の不甲斐なさに怒りを隠さなかったのだろう)二軍落ちしてしまった。
坂本は阿部とはキャプテンシーのタイプが違う。
坂本は若さ経験から考えれば、成績や姿勢、いわゆる背中で引っ張っていくタイプだ。
「原点に戻る」とはこの両名の活躍が必要となってくるのだ。
◇主砲として
大活躍で他の追随を許さなかった2013年の活躍を支えたツイスト打法。
今はすっかり影を潜めている。
今季1号HRの映像をみても、ツイストは見られず腰は開き気味だ。
打撃不振の原因は疲労、怪我ともにあるだろう。
しかし、阿部慎之助が主砲として復活するにはやはりツイスト打法は欠かせない。
◇選手生命を左右する首痛
問題なのは、抱えている首痛への影響だ。
ツイスト打法は体の軸に対し、上半身と下半身が逆向きに力を伝えることになる。
軸を支える中心には当然頭・首があり、その負担は当然大きいものと思える。
思えば、阿部の打率が低迷したのは首痛を発症した去年からであり、
ツイスト打法もそれ以来みられなくなったようだ。
阿部が一塁コンバートを決断したのは、ツイスト打法復活には首痛が鬼門であることの表れではないだろうか?
いずれにしても、巨人がこれから世代交代をしながら優勝するには、
阿部の復活、坂本・小林の成長が欠かせない。
まずは阿部のツイスト打法が復活しているのかどうかが見ものである。
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タグ:巨人 阿部 コンバート
2015-06-17 16:27
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