覚醒～卓球少女編～

昨日は巨人の大田君の「覚醒」に大いに期待を寄せる一日だったが、

今日は卓球の伊藤美誠ちゃんに「覚醒」をみた。



今話題の１４歳。中学３年生だそうだ。

僕の姪っ子と同い年。

聞けば最年少記録を次々に更新しているらしい。



今、テレビでは世界卓球の中継を連日放送している。

僕の娘が小学校の卓球クラブに入り、今年から卓球を始めたため、

何気なくテレビでみていたら、破竹の勢いで勝ち上がっていた伊藤美誠ちゃんを見ることになった。



世界卓球女子シングルスの準々決勝。

勝てば４６年ぶりのメダルだとか。

相手は中国の選手。

中国は言わずと知れた卓球王国だ。

おまけにロンドンオリンピック金メダルらしい。



快進撃もここまでか…。

そう思いながら試合をみていると、

なんといきなり２ゲームを連取する活躍。

「もしや？」と思ったが。。。

結果は、その後４ゲームを連取されての逆転負け。



しかしゲームを見ていて思ったのは、

中国の選手の引き出しの多さもさることながら、

試合中に伊藤美誠ちゃんがどんどん成長しているということだ。

まさに「覚醒中」と言っていいだろう。

最後は自力の差が出てしまったが、試合中に成長する相手選手に困惑する中国選手の表情がそのことを物語っていた。



試合に負けてしまったこと、メダルを逃したことは確かに残念だったが、

格上の相手を前にして、試合中にどんどん覚醒していく彼女の姿をみれたことは、

それ以上の価値があった。



昨日の大田君といい、伊藤美誠ちゃんといい、

若い力が「覚醒」する瞬間を見れるというのは、

スポーツ観戦する醍醐味の一つではないだろうか。