子どもはなぜ電車が好きなのか? [日記]
今日は息子の誕生日。
今年で2歳になる息子は今、乗り物、特に電車に夢中。
中でもトーマスのアニメは食い入るように見ている。
言葉も少しずつ話し始め、「パーシー」や「ゴードン」などと機関車の仲間たちの名前もすっかり覚えるほどだ。(なぜが「トーマス」はまだ言えない…)
そこで、誕生日プレゼントにはプラレールの『トーマスといっぱい貨車セット』を買ってあげることにした。
僕も小さい頃は電車を見るのは好きだったし、甥っ子達もみなやはりこのくらいの頃は例外なく電車が好きだった。
2歳児の男の子への誕生日プレゼントとしては鉄板中の鉄板だ。
しかし、今まで息子が電車に夢中であることは当たり前のことのように受け入れていたが、今回息子の誕生日プレゼントを決める際に、お姉ちゃん(僕の娘)の2歳のことをふと思い出してみたが、
やはり、女の子と男の子では興味を占めるものが違っていたように思う。
なぜ男の子は電車に興味を示すのだろうか。
自分も通ってきた道だが、理由はイマイチ明確でない。
そこで調べてみたところ、大阪総合保育大学大学院児童保育研究科・大阪城南女子短期大学の専任講師でいらっしゃる弘田陽介先生はこんなことを言っている。
「男の子は女の子よりも“所有コンプリート欲”が強い」んだとか。
所有コンプリート欲とは、全体の体系を意識しながら、その種類やシリーズを完全に集めたいという欲求のことらしい。
確かに…、鉄道に限らず興味を示すとそのシリーズを集めたりすることある。
僕は草野球をやっているが、グローブやバット、スパイクなど道具にこだわりがあるのと同時に、同じメーカーで揃えたくなる衝動がいつもある。
自分だけかと思っていたが、どうやら同じ草野球チームでプレーする僕の兄も同じらしい。
話が少しそれてしまったが、所有コンプリート欲説は説得力のある話だと思う。
弘田先生は鉄っちゃん的思考回路が知育に役に立っているとも指摘している。
所有コンプリート欲によって集めた事物は、頭の中で知識をタグ付けして上手に整理される。
いろいろな物事を吸収していく時期の子どもにとっては、そのプロセスが知能を発達させるのに一役買っているのだとか。
子どもの興味を示すものを通して教育できるのは喜ばしい事この上ない。
楽しみながら物事を吸収していくのは僕自信も目指す学習スタイルだ。
ふとした疑問から目から鱗が落ちる拾いものをした気分。
将来子どもが鉄オタにならないか心配がないわけではないが、
弘田先生の著書『子どもはなぜ電車が好きなのか―鉄道好きの教育“鉄”学』(冬弓舎)を読めば、
少しは気も休まるというもの。
今年で2歳になる息子は今、乗り物、特に電車に夢中。
中でもトーマスのアニメは食い入るように見ている。
言葉も少しずつ話し始め、「パーシー」や「ゴードン」などと機関車の仲間たちの名前もすっかり覚えるほどだ。(なぜが「トーマス」はまだ言えない…)
そこで、誕生日プレゼントにはプラレールの『トーマスといっぱい貨車セット』を買ってあげることにした。
僕も小さい頃は電車を見るのは好きだったし、甥っ子達もみなやはりこのくらいの頃は例外なく電車が好きだった。
2歳児の男の子への誕生日プレゼントとしては鉄板中の鉄板だ。
しかし、今まで息子が電車に夢中であることは当たり前のことのように受け入れていたが、今回息子の誕生日プレゼントを決める際に、お姉ちゃん(僕の娘)の2歳のことをふと思い出してみたが、
やはり、女の子と男の子では興味を占めるものが違っていたように思う。
なぜ男の子は電車に興味を示すのだろうか。
自分も通ってきた道だが、理由はイマイチ明確でない。
そこで調べてみたところ、大阪総合保育大学大学院児童保育研究科・大阪城南女子短期大学の専任講師でいらっしゃる弘田陽介先生はこんなことを言っている。
「男の子は女の子よりも“所有コンプリート欲”が強い」んだとか。
所有コンプリート欲とは、全体の体系を意識しながら、その種類やシリーズを完全に集めたいという欲求のことらしい。
確かに…、鉄道に限らず興味を示すとそのシリーズを集めたりすることある。
僕は草野球をやっているが、グローブやバット、スパイクなど道具にこだわりがあるのと同時に、同じメーカーで揃えたくなる衝動がいつもある。
自分だけかと思っていたが、どうやら同じ草野球チームでプレーする僕の兄も同じらしい。
話が少しそれてしまったが、所有コンプリート欲説は説得力のある話だと思う。
弘田先生は鉄っちゃん的思考回路が知育に役に立っているとも指摘している。
所有コンプリート欲によって集めた事物は、頭の中で知識をタグ付けして上手に整理される。
いろいろな物事を吸収していく時期の子どもにとっては、そのプロセスが知能を発達させるのに一役買っているのだとか。
子どもの興味を示すものを通して教育できるのは喜ばしい事この上ない。
楽しみながら物事を吸収していくのは僕自信も目指す学習スタイルだ。
ふとした疑問から目から鱗が落ちる拾いものをした気分。
将来子どもが鉄オタにならないか心配がないわけではないが、
弘田先生の著書『子どもはなぜ電車が好きなのか―鉄道好きの教育“鉄”学』(冬弓舎)を読めば、
少しは気も休まるというもの。