SSブログ

「ない袖は振れぬ」とギリシャ首相 [雑感]

こんにちは。

ギリシャが大変なことになってますね。

前々からギリシャの財政難は騒がれてきましたが、昨日6/29、とうとう首相自ら「返済できない」という内容の発言をしたらしい。



◇緊縮財政を断るギリシャ国民

借りたお金が返せないくらい財政が厳しいのに、緊縮財政を断ることが我々日本人からすると理解しずらい。

国民性の違いなのかわからないが、国の経済が破綻したら緊縮以上の困難が待ち受けることにはならないのか。

まるで「こんな状態になったのは自分たちのせいではない。支援するのが当たり前だろう。」といった開き直った態度が意味するものはなんなのだろうか…。

自ら財政の立て直しを断念し、人任せにする一方で自らの生活レベルは維持したいでは、追加支援を断られるのは当たり前のことだと思う。



◇銀行にお金がないのにどうやって払えというのか

正直、一国のトップの発言とは到底思えない。

駆け引きの範疇なのかもしれないが、とても日本では受け入れることのできない発言だと思う。

もはや国際的な支援や返済ではなく、お金に困り借金の返せない一個人のような振る舞いである。

すでに国際的な信用は失っているとはいえ、これからギリシャという国が回復するにおいてもおおきな損失になりかねない。



◇それでも支援するところはあるのか?

ギリシャはしきりにロシアに近づき、EUをけん制しているようだ。

こうなったらなりふり構っていられないのだろうが、そんなギリシャを支援する国や団体はあるのだろうか?

ギリシャの利用価値が見いだせれば、ロシアや中国が動くなんてこともあるのだろうが、

今のところそういった動きは見られない。

あまり追い詰めすぎて、大戦争のきっかけなってことにならなければよいが…。



◇お金に困った時の振る舞いは万国共通?

しかし、つくづく思うのは、国民性は違えどもお金が返せない時にいうセリフは万国共通ということだ。

「ない袖は振れぬ」

もう開き直るしかないってことだと思うけど、

言うことは正しくても、使い方を間違えるとね。

後々困るのは自分なのに…。




スポンサードリンク









この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。