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伊勢谷版"松下村塾"の広がりに期待! [雑感]

おはようございます!

台風11号の被害が広がっているようです。

天変地異は乱世の前触れと申します。

国会では強行採決で混乱を極め、地方は上向かない景気と自然災害に苦しむ日々。

なんだかこう書き綴っていると、戦国や幕末の情勢に酷似しているような気がしてなりません。



そんな中、現代の社会こそ志ある行動が必要だと吉田松陰にちなんで、

現代版の松下村塾を模したプロジェクトを始めた伊勢谷友介氏。

その駆け出しとなった大学生版松下村塾プロジェクトが7/11に全過程を終了しその報告を行ったらしい。




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◇終わりの始まり

伊勢谷氏は松下村塾で学んだことをこれからどう生かしていくか、どう行動し実現していくかを見据えて受講生たちを送り出したという。

松下村塾での学びの終わりは志の実現の始まりなのだと強調する。

どこぞの政治家とは大違いですね。

マニフェストやら公約やら、初めに気前のいいことばかり並べといて何もしない(結果が伴っていなければ何もしてないのと同じ)のとは大違いです。



◇気になるプロジェクト

松下村塾の最終発表会で報告された提案には気になるものも。

僕が気になったのは「里山留学を通して、半農半Xという生き方をする人々を増やしたい」という提案だ。

もともと里山の生活に興味があったことが大きいが、

伊勢谷氏の提唱する「持続可能な社会」には自然との共生は欠かせないピースだ。

伊勢谷氏に共鳴して参加した受講生たちからこのような提案がでるのはごく自然なことのように思えるが、

考え方の根底に"共生"というものを意識した時、新しいことに飛びつくよりも過去の成功の中に学ぶものを見つけ、

新しい形に昇華させていく姿を感じることができる。



◇高校生版や社会人版も続々

即効性の高い大学生版を皮切りに手ごたえをつかんだ伊勢谷氏は、

引き続き今年の年末にも高校生版の松下村塾を検討しているらしい。

僕は大学生や社会人よりも高校生・中学生にこそこういう機会を生かしてほしいと思うし、

その後、久坂や高杉のように飛躍を遂げる若者が育つ可能性を感じる。

現代の私塾のあり方にも一石を投じることができるのではないか。



◇情報発信の継続を

松下村塾を経た受講生が今後どのようなアクションを起こすのか?

プロジェクトの行方を是非リアルタイムで情報発信してもらいたいところだ。

僕のようにアラフォー世代は受講生ではなく別の形での関わりとなる可能性が高いからだ。

吉田松陰の思想が松下村塾ひいては長州のみにとどまらず、

日本全国に広がっていったように、現代においてもその思想を拡散してもらいたいものだ。



いずれにしても、今後も気になる伊勢谷版松下村塾。

低迷する大河ドラマ『花燃ゆ』の寅兄がまったく別の世界を駆け巡っていく。

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